宗像市土穴に4月1日、生花・ドライフラワー・ハンドメード作品を扱う「花奏屋（はなそうや）」(宗像市土穴1、TEL 0949-35-6033）がオープンした。

中2階にハンドメード作品が並ぶ

　店主の松林郁男さんは、これまで店舗を持たず切り花の予約販売や、学校やデイサービスなどで花を使った作品作りの講師を務めていたが、「気軽に入れる楽しい花屋を作りたい」と考え、今回、店を構えることになった。

　切り花、鉢植え、観葉植物、ドライフラワーなど、さまざまな花や植物を取り扱う同店。現在は、来月の母の日に合わせ、紫陽花やラベンダー、カラーなどの鉢植えを多くそろえ、花束やアレンジメントの予約も受け付けている。ドライフラワーは店奥に専用の展示スペースを設け、松林さん自ら生花から作るという。花を使った作品作りの講師も努めていることから、ドライフラワーを使ったリースや押し花を使ったメッセージボードなど、松林さんの作品も店内に展示している。

　中2階には、宗像市を始め福岡県内のハンドメード作家の作品を所狭しと並べる。現在は作家16人の小物、バッグなど、さまざまな種類の作品がある。「花屋は敷居が高いと言われるので、ハンドメード作品も置いてあれば、もっとお客さんに楽しんでもらえるのでは」と考え、生花店でありながらハンドメード作品も扱うことにしたという。

　松林さんは「子どもから高齢の方まで、小さなお子さん連れの方でも男性お一人でも、誰でも気軽に入れるアットホームな花屋を目指したい。皆が楽しめる店を作っていきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は11時～18時。店前に駐車場あり。