生け花カフェ「Ekadbo(エカボ)」(福津市津屋崎3)が9月1日、オープンした。
店主は華道家の幽玄さん。父親の影響を受け3歳で華道を始め、美容師やアパレル販売の職を経て、父親の他界を機に再び華道の世界へ戻り本格的に活動を始めた。生け花カフェ「エカボスペース」を福津市のチャレンジショップで2023年から3年間営業。津屋崎の地域性や人との関わりに魅力を感じて福岡市からの移住を決意し、住宅兼店舗を新築して出店を果たした。体験メニューのために使う個室として和室も設ける。店舗の内装や照明の構想は幽玄さんが手がけた。
メニューは客の今の状態を色と線で紙に書き出して説明する「色で視(み)る」(4,000円)や、客の雰囲気に合わせてその場で生けた花とドリンクのセット「映し花」(5,000円)などがあり、「映し花」で生けた花はブーケにして持ち帰ってもらう。コーヒーやジュースなどのドリンク単品も用意する。
幽玄さんは「カフェのコンセプトは『心を整える場所』。脳科学における『AWE(オー)体験』のように、人は心が動かされる体験に出合ったときに気づきを得て視野が広がる。そのような体験をここで届けていきたい。思考を整えるために必要なのは『五感』。生け花や、空間、香り、音、対話を通じて、思考が変わり、日々の生活で『もうちょっと頑張ってみよう』と前向きになれる場所にしたい」と話す。
営業時間は12時~21時。金曜・土曜以外の18時以降は完全予約制。花を扱うメニューは前日までの事前予約が必要。予約はインスタグラムから受け付ける。