宗像・葉山の住宅街にある「カフェむすび葉山」(宗像市葉山2、TEL 0940-51-4299 )が4月22日で1周年を迎えた。
手作りのパンを使ったサンドイッチやオムライス、カレーなどの食事メニューや、プリン、ロールケーキなどの手作りスイーツを提供する同店は「カフェむすび」の2号店となる。
1号店は宮若市脇田にあり、水がおいしい立地を生かし、天然水でいれたコーヒーやパニーニなどを提供している。「2号店はパンやスイーツなどを製造する工房がメインにするはずだったが、フラリと立ち寄ってくつろげる場所にしたいと思い、気がつけばカフェになってしまった」と店主の白石さん。広い店内にはペットと同席できる広いバルコニーやソファ席、テーブル席を設けている。
白石さんによると、インスタグラムや口コミで店の情報が広がり、スイーツやサンドイッチのデリバリー注文や来店客が増えていったという。
コロナ禍の影響や、白石さん自身と従業員家族の介護や子育てなどの事情により、開店できる時間が限定的になったことで閉店を考える時期もあったという。「従業員が近所に宣伝してくれ、SNSを見てわざわざ来店してくれるお客さまを考えると閉店は避けたかった」と振り返る。
「今後も従業員の生活を守りながら可能な限り営業したい。ネット販売を模索するなどして、できることをやっていきたい」とも。
家庭とカフェ運営を両立させるため、現在は営業日を限定している。営業は月曜・火曜の11時~14時。提供するメニューは日によって変動があり、インスタグラムで伝えている。