JR赤間駅で「赤間駅アート回廊プロジェクト」が10月1日、同駅2階の旧店舗スペースで始まった。主催はくりえいと(宗像市くりえいと2)。
企画担当者の中川一光さんは「このプロジェクトを通じて、地域の魅力再発見と地域に根差した文化活動の継続的な展開を目指している」と話す。日常の中でアートに出合う場として、宗像を拠点に活動するアーティストPaco-Anne(パコアン)さんの個展「パンクス三女神展」を皮切りに、福岡教育大学の学生が企画した小学生向け「土の絵のワークショップ」や、同大の学生が赤間駅周辺のアートを散策して作成した「赤間アートマップ」の無料配布を順次展開する。
宗像大社は折に触れて訪れる大切な場所だというPaco-Anneさんは個展のために昼夜を問わず全17作品を制作したという。「今回は神様になる前の三女神の姿に思いをはせ、街に溶け込むアートを目指した」と振り返る。「砂とセメント、ボンドなどを混ぜて特殊な下地を作った。制作中の現場を誰でも出入り自由にすることで、自分自身が駅を行き交う人たちからエネルギーをもらっていた。このアートを見てどう感じ取ってくれるか。感じ方に正解はなく、自分の中に湧き起こった感情や思いに興味を持ってほしい」と話す。「夜中だからこそ描けた作品もある」とも。
Paco-Anneさんの個展開催時間は10時~18時。10月18日まで。最終日の14時~15時には無料アーティストトークを行う。