宗像市と日本航空(JAL)は10月3日・4日、首都圏在住者を対象にした「首都圏アンバサダー育成プロジェクト」の第1回現地フィールドワークを宗像市内で行った。
同プロジェクトは、宗像市への理解や愛着を深め、首都圏在住者の視点から「このまちで暮らす魅力」や地域の魅力をSNSなどで発信し、地域貢献につなげる取り組み。9月6日に東京で行った説明会を経て選ばれた首都圏アンバサダー5人をはじめ、JALスタッフ3人、市職員3人、地元で情報発信に取り組む「むなかた魅力発信アンバサダー」3人の計14人が参加した。
初日はJR東郷駅を出発後、昼食を取りながらアンバサダー同士で交流。「道の駅むなかた」(宗像市江口)で事業のオリエンテーションと施設見学を行い、「海の道むなかた館」(深田)や宗像大社辺津宮(田島)で歴史と文化を学んだ。2日目は神湊港からフェリーで大島へ渡り、「むなかた魅力発信アンバサダー」が島内案内を担当。宗像大社中津宮や風車展望所、沖津宮遥拝所のほか、地元の塩工房で塩づくりを見学するなど、地元アンバサダーと交流しながら島内を巡った。
首都圏アンバサダーからは、「初めて訪れたが、地元の人たちが温かく迎えてくれてうれしかった」「観光地としてだけでなく、この街で暮らす人たちの温かさに触れられた」「12月の次回はもちろん、プログラムとは別にプライベートでも早く再訪したい」などの声が聞かれた。事業を担当する日本航空関係・つながり創造部の栗原涼太さんは「宗像を訪れたのが初めてにもかかわらず、すでに次の宗像での体験を楽しみにし、自発的な再訪を計画してくれたことが本当にうれしい。首都圏アンバサダーと地元アンバサダーが直接交流し、関係性を深められる貴重な機会になった。移動のサポートにとどまらず、地域と人との継続的なつながりを生み出す事業として引き続き力を注ぎたい」と語る。
ツアーを企画した宗像市経営企画課の恵下尚輝さんは「首都圏在住者の視点から、私たちが気付かない宗像の魅力や暮らしの温かさを再発見してもらえた手応えがある。まだ始まったばかりのプロジェクトなので、参加者と一緒に走りながら多様な意見を取り入れて、より良い形に育てていきたい」と意気込む。同プロジェクトでは12月に第2回現地訪問プログラムを予定しており、参加者は再び宗像を訪れて地域との交流や暮らし体験を深め、首都圏視点での情報発信を続ける。