宗像大社(宗像市田島)の秋季大祭の幕開けとなる海上神幸「みあれ祭」が10月1日、玄界灘一帯で行われた。
みあれ祭では、沖ノ島の沖津宮にまつる田心姫神と大島の中津宮にまつる湍津姫神の御神霊を2隻の御座船に乗せ、辺津宮へ迎える。宗像市によると、今年は漁船約100隻が御座船に随伴した。
大島の港では、竹に大漁旗やのぼりを掲げた漁船が出港を待った。曇り空の下、漁船が連なって玄界灘を進んだ。
10時半ごろから雲が切れ始め、雲の間から海面に光が差した。その後は青空が広がり、船団は白波を立てながら神湊を目指した。気象庁の観測によると、宗像市の気温は10時に23.6度だったが、11時30分には25.7度まで上がった。
東京から訪れた30代の男性は「1200年前の人たちも同じ景色を見ていたのかと思うと、この祭りを続けてきた人たちの思いを感じる。来て良かった」と話していた。
秋季大祭は3日まで続き、2日は流鏑馬神事、3日は高宮祭場で高宮神奈備祭を行う。