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韓国・金海市の経済視察団が宗像訪問 地域課題解決へ事業者交流

グローバルアリーナで開かれた意見交換会

グローバルアリーナで開かれた意見交換会

 宗像市の姉妹都市である韓国・金海(キメ)市の地域事業者で構成する「金海市社会的経済協議会」の視察団が8月20日~22日、宗像市を訪れ、市内の事業者や団体と意見交換や現場視察を行った。

視察団の歓迎に駆けつけた「テンちゃん」

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 同協議会は、障害者・高齢者福祉、環境リサイクル、伝統酒醸造、ドローン教育、物流などを手がける企業や協同組合で組織する団体。宗像市と金海市の間ではこれまで行政や文化面での交流実績はあったが、経済分野における民間事業者同士の交流は今回が初めて。視察団には、障害者福祉を手がける社会的協同組合「Shillgain(シルゲイン)」理事長で同協議会会長を務めるキム・ジンファンさんをはじめ、会員ら12人が参加した。

 一行は滞在中、市内各地の事業所や施設を視察。鐘崎産のアカモクなどの加工・商品化を手がける「マサエイ水産加工」や、海の磯焼けの原因となるウニを陸上養殖する「高田工業所」、地域特産品を販売する「道の駅むなかた」を訪問。日の里団地の空き店舗を活用したコミュニティー拠点「ひのさと48」や、全天候型こども広場「Mu-Mo(ムーモ)」も巡り、各事業の担当者から説明を受けた。

 総合スポーツ・宿泊施設「グローバルアリーナ」(吉留)では、2日間にわたり市職員、市内の事業者との意見交換会を実施。会場には宗像のご当地キャラクター「宗像のテンちゃん」が視察団の歓迎に駆けつけた。意見交換会では、商業施設運営やまちづくりを手がける「くりえいと」、鶏卵の生産・販売を手がける「エミー」、障害者の就労支援などを行う社会福祉法人「さつき会」、国産ウルシ未活用木材から天然染料を抽出する「明光メディカル」、宗像の旬の農作物を使ったコンフィチュール工房「メゾンスワロー」、酒造業の「伊豆本店」、地域ニュースサイト「宗像経済新聞」を運営する「Comunion(コミュニオン)」、公共ライドシェアなど地域モビリティーの実証事業を進める「アルパインマーケティング」、環境衛生やスポーツ振興を手がける「サニックスホールディングス」、地域医療・福祉教育を担う「日本赤十字九州国際看護大学」などが登壇し、自社の事業内容や取り組みを発表した。

 キム会長は「温かい歓迎を受け、宗像のさまざまな事業者の取り組みを知る機会になった。今回の交流を次に生かしたい。次は皆さんが金海に視察に来てほしい」と振り返る。宗像側のアテンドを務めた「くりえいと」の宮崎克史社長は「両市の経済交流はこれまでなかったもので、当然ハードルも高い。だが、両市の事業者がこれを機会ととらえて協力すれば、そこに新しいつながりが生まれるはず」と期待を込める。

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