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宗像・赤間で3年ぶり「赤間宿まつり」 ウィズコロナで祭りのあり方模索

赤間地区コミュニティセンター事務局長の齋藤鉄雄さん

赤間地区コミュニティセンター事務局長の齋藤鉄雄さん

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 3年ぶりとなる「赤間宿まつり」が2月18日・19日の2日間、宗像市の唐津街道赤間宿通り(宗像市赤間)で開催される。

ステージパフォーマンスの様子

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 商工会赤間地区の主催で始まり、2007(平成19)年から赤間地区コミュニティ運営協議会が主催し、今回で23回目を迎える同イベント。2012(平成24)年から時代衣装行列を開催。翌2013(平成25)年には結婚式を挙げたいカップルを募集し、時代衣装行列を従えた花嫁道中へと形を変えた。毎年、多くの市民や観光客が訪れる地域の一大イベントとなったが、コロナの影響により2年連続で中止となった。

 感染症対策とイベント開催の両立を目指し、規模や内容を変更。例年、多くの露店が出店していたが、今回は露店の出店は取りやめ、花嫁道中も行わない。赤間宿通りに面した店や商工会などが出店したり、イベントを行ったりする。「街道の駅 赤馬館」(赤間4)では和装着付け体験の特別メニュー(19日のみ)を用意するほか、「shinamon cafe(シナモンカフェ)」(赤間5)ではマルシェや音楽ライブ(19日のみ)を開催。勝屋酒造(赤間4)の酒蔵も両日開放し、新酒の試飲や蔵開き限定の酒も用意する。

 イベント会場(江藤歯科駐車場=赤間5)では19日10時より、ステージパフォーマンスを行う。日本赤十字九州国際看護大学(アスティ1)の沖縄伝統舞踊エイサーサークルが踊りを披露するほか、赤間小学校(赤間1)6年生による合唱や福岡教育大学(赤間文教町1)吹奏楽部の演奏などを予定する。宗像のキャラクター「宗像のテンちゃん」と「黒子のイカ」も登場予定。

 「出光佐三生家」も19日のみ特別公開し、同小児童がジュニアボランティアガイドとして来場者を案内する。

 同協議会事務局長の齋藤鉄雄さんは「感染症対策のため例年通りの開催はできないが、多くの皆さんの協力の下、今できる形を模索しながらの開催となる。少しでも地域の皆さんに楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は両日10時~15時。10時~16時は車両通行止め。会場に駐車場はなく、赤間小運動場に駐車可。

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