くりえいと(宗像市くりえいと2)が3月8日、宗像ユリックス(久原)でビジネスプランコンテスト「第2回宗像ビジネスくりえいとカップ」最終選考会を開いた。
「宗像の地域資源や課題解決」をテーマに創業希望者を募った同コンテスト。13人が応募した第1回に対し、今回は22人の応募があった。審査員は、同社の宮崎克史社長をはじめ、宗像経済新聞の中村昌史編集長、福岡銀行宗像支店の吉田好輝支店長、宗像市産業振興部産業政策課の藤原久美子課長、「メゾンスワロー」の籾井麻里代表が務めた。
当日は、審査を通過した5人がプレゼンテーションを行った。優勝したのは、三木博文さんが提案した「廃棄される『漆(うるし)』の木材を活用した天然染料の開発および製品化」。商品の魅力が伝わりにくいという今後の課題に対し、アパレルや工芸関係者らと協力しながら漆への思いを広げていく事業企画などが評価された。
このほか、「公務員の「副業・兼業」を適正に促進・管理するためのプラットフォーム事業」、「宗像産の卵を使ったタルタルソース製造」、「障がい者就労支援(工賃向上)と企業の BCP(事業継続計画) 対策を掛け合わせた「防災ポーチ」の展開、「地域に密着した SNS 代行サービス」のアイデアが競った。プレゼンテーション後は、第1回優勝者で「カフェトコトコ」代表の早井久美子さんが基調講演も行った。
優勝した三木さんは「漆に携わる多くの方の応援に支えられ、今回の受賞につながった。自然や文化、歴史が豊かな宗像だからこそ漆染めに挑戦したいと思った。宗像で起業できることに大きなわくわくを感じている。宗像から漆の未来を広げていきたい」と意気込む。
宮崎社長は「審査はとても難航し、最後は多数決で決めるほどの接戦だった。この先も皆さんのビジネスを後押ししていきたい」と話す。