東郷信愛幼稚園(宗像市田熊5)で4月22日、「むなかた・ふくつ幼児教育応急手当優良施設」認定式が行われた。
宗像市・福津市の幼稚園や保育園などで、園児に対し迅速・適切な救命措置体制を整え、安全確保を行うことを目的に宗像地区消防本部が今年4月に新設した同制度。認定条件は、施設職員の7割以上が同本部の定める「普通救命講習3」を受講すること。同園は4月1日、同制度の認定第1号施設となった。
この日の認定式では、北野真市消防長が浜砂志津子園長に認定証を授与し、中尾麻貴子副園長に標章とポケットマスクを手渡した。北野消防長は「昨年の同本部管内の出動要請件数は8010件で、1日当たり約22件出動したことになる。1分1秒を争う中で応急手当てができることは大切な命をつなぐことになる」と話す。
浜砂園長は「(当園では)病気などのリスクを抱えた園児が多く在園しており、昨年は4回救急車を呼んだ。一人一人がいつどんな時も対応して大切な命を助けたい」と話す。同本部救急課の荒牧孝之さんは「今後も幼い大切な命を守るため市へ働きかけを行い、宗像市と福津市の全保育施設に制度を展開していきたい」と意気込む。