酒造会社「福岡 宗像 酒蔵 伊豆本店」(宗像市武丸)が5月22日国際ワインコンテスト「International Wine Challenge(IWC)」SAKE部門「純米大吟醸の部」でシルバーメダルを受賞した。
(左から)伊豆本店杜氏の若山健一郎さんと社長執行役員の伊豆寛子さん
1984年に創設した国際コンテストのIWC。SAKE部門は2007(平成19)年に設けられ、今年は創立20周年の節目として、日本三大酒処(さけどころ)の一つ・広島県で開催された。
審査は11部門に分かれ、成績に応じてゴールド、シルバー、ブロンズ、大会推奨酒を授与する同コンテスト。「純米大吟醸の部」で「宗像 純米大吟醸 山田錦」がシルバーメダルに輝いたほか、「純米の部」で「宗像 純米 夢一献」がブロンズメダル、「純米吟醸の部」で「宗像 純米吟醸 山田錦」が大会推奨酒をそれぞれ受賞した。
同店社長の伊豆寛子さんは「ロンドン在住の宗像出身の方が当蔵にお酒を利きに来られ、『宗像を世界に広めたい、チャレンジする価値はある』と話してくれたのが、初めて参加するきっかけになった」と振り返る。
同社杜氏(とうじ)の若山健一郎さんは「リニューアルオープンした初年度、今後のことを見据えて出品した。宗像や武丸の歴史的背景を突き詰める作業から始め、自分の個性をそぎ落として感じたものを酒造りの技術に置き換えた。おいしいのもっと先にある、体が喜ぶお酒造りに挑戦した」と話す。
受賞を受けて若山さんは「必死になってお酒を形にしたので、うれしいしホッとした。再建に関わってくれた方々のおかげ。チームの伸び代やこの蔵のポテンシャルにも背筋がゾワっとした」と喜びを見せる。「お客さまが伊豆本店に来て、飲んで喜び楽しんでほしい。宗像の名前を世界の人にも覚えてもらい、蔵に来てくれるような、人の気持ちが動く酒造りを目指したい」とも。