宗像市が3月14日、2024年度職員採用に関する動画「求人ポスター制作の裏側大公開！」をユーチューブで公開した。

ワークショップの様子

　同市ではこれまで、「宗像市をアピールする言葉」を散りばめたパンフレットの製作や、「宗像市の魅力」「やりがい」などを職員が伝える動画の配信など、職員募集のPRに力を入れてきた。

　今回新たな試みとして、完成したポスターによる呼びかけだけでなく、職員採用ポスター作成の裏側を見せる動画を作成した。企画した宗像市総務部人事課の中村亮介さんは「職員採用は、宗像市で働きたいと思ってもらうことから始まる。ポスター製作の打ち合わせで『どういう人材がほしいのか』を深掘りしている姿を見てもらうことで、新採職員への思いを伝えたい」と話す。

　動画の内容は、2023年度の求人ポスターを制作したデザイナーの谷口竜平さんと市人事部職員7人で宗像市の強みや特徴を付箋に書き、意見交換するワークショップの様子など。職員からは「宗像市役所を働き続けたい環境にしたい」「まずは職員が宗像市役所の良いところを知るべき」などの意見や、「化ける、挑戦、変化」などのキーワードが上がった。

　同課の髙村光司郎さんは「宗像に住み、働き、地域の重要なインフラを担う人たちが、働きやすく、暮らしやすい環境を整えることで、職員が『働きたい、働き続けたい』と思える環境をつくっていきたい」と話す。

　中村さんは「動画を通じてまちの魅力を伝えたい。宗像をよりよいまちにしていくためには、まちづくりに挑戦する職員が必要。まだ見ぬ未来という大海へ一緒にこぎ出してくれる最高の仲間を集めたい」と笑顔を見せる。