小学生を対象とした「土の絵のワークショップ」が10月17日、福岡教育大学(宗像市赤間文教町1)の美術・書道教棟で開かれた。
くりえいと(くりえいと2)主催の「赤間駅アート回廊プロジェクト」の一環として開催された同イベント。小学生にアートを体験してもらおうと福岡教育大学で美術を専攻する学生らが企画した。
当日は小学生約20人が参加。学生から注意点などの説明を受けた後、九州内外から集めた土や砂をすり鉢で細かく砕き、洗濯のりと水を混ぜて絵の具を作った。完成した絵の具を筆に取って厚紙に思い思いの絵を描き、ドライヤーで乾かして好きなフレームに収めた。最後は全員で作品を囲み、意見交換や振り返りを行った。
制作中は学生が各テーブルで塗り方のこつをアドバイスしながら児童をサポートした。参加した児童の一人は「地域によって土の色が違って面白かった。土の絵の具はざらざら、海の砂はさらさらしていて描き心地も違う。絵の具の作り方を知ることができて楽しかった」と話す。
同大美術専攻2年生の江島未羽さんは「絵の具は昔、土や砂、骨や血など自然素材から作られていた。身近な自然の素材からアートが生まれる面白さを子どもたちに伝えたくて企画した。参加人数分の土を集める苦労はあったが、子どもたちの反応が素直でこちらもうれしく、楽しくできてよかった」と話す。