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福津市未来共創センターで「場づくり実践塾」 新しい価値を生み出す場を

場づくりファシリテーター実践塾は参加者のチームビルディングから始まった

場づくりファシリテーター実践塾は参加者のチームビルディングから始まった

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 福津市未来共創センター(福津市手光、TEL 0940-42-9071)で9月10日から、場づくりファシリテーター実践塾「BA-School(バスクール)」が開催されている。

参加者の性別、世代、エリアはさまざま

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 同イベントは、新しい仲間を作る場や同じ目標を持った仲間を集める場など、「人が集まりたくような場づくり」のノウハウを教える講習会として企画。話し合いを促進するファシリテーション技術や人が集まるチラシの作り方など、年間6回の講座を開く。参加者同士でチームを作り、最後は各チームが企画した「実現したいプロジェクト」を実践するという。

 募集人数15人のところ、実際集まったのは24人。福津市まちづくり推進室の井上真智子さんは「年齢層は40代を中心に20代から60代までさまざま。福津市で生まれ育った人から移住者、地域も福津市全域から集まり、仲間作りや教室を開きたい方などが参加している」と話す。同施設スタッフの貴島道拓さんは「想定以上の参加者が集まった。何かアクションを起こしたいと思っている市民のモチベーションの高さを感じた」という。

 同施設は2019年7月、SDG未来都市となり、持続可能な住み良い街まちづくりへの取り組みの一環として、産学官民のさまざまな活動を「つなげる」「つくる」「支援し」「活力あるまちづくり目指す」施設としてオープン。アクションを起こしたい人同士がつながり、新しい一歩を踏み出すきっかけになる場所として愛称を「きっかけラボ」としている。

「福津で活躍したい、街のためにボランティアなどの活動がしたいと思っている方同士がつながり、新しい活力や発展につながるきっかけの場として気軽に活用してほしい」と井上さん。「福津は移住者が多く、アクションを起こしたいと思っている人が多い。この施設は行政とネットワークと市民のノウハウをつなぐ場所になる」と貴島さんは語る。

 今後も場づくりやアクションを起こすきっかけ作りになる企画や体験プログラムなども行っていくという。「一人では難しいことでも、さまざまな価値を持った人がつながれば不可能が可能になることもある。この施設がきっかけとなり、やりたいことができる街にしていきたい」と井上さんは今後の思いを語る。

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