道の駅むなかた(宗像市江口)内の雑貨店「higoro(ヒゴロ)」が6月13日、宗像市商工会のキャラクター「キラリ姫」とコラボレーションした「宗像きら組子」ストラップの販売を始めた。
同商品を開発したのは、宗像発の組子ブランド「宗像きら組子」を展開する「時安建具店」(宗像市原町)店主の時安正成さん。組子とは釘や金具を使わずに、細かく切り出した木材を幾何学的な模様に組み上げる伝統的な木工技術のこと。キラリ姫は同商工会が約15年前、宗像三女神をモチーフに作ったキャラクター。近年は活用機会が減っていたという。デザインを現代風にアレンジしてプロジェクトを始動させた。
キラリ姫には元々名前と役割があり、「キキ姫」はおいしいもの好きで健康と運動を応援する姫、「ララ姫」は感動屋さんで恋と人間関係を応援する姫、「リリ姫」は商売や会社経営に興味があり、金運と勉強を応援する姫という。時安さんは、姫の役割に合わせて「健康祈願」「恋愛成就」「金運アップ」の3色を制作した。組子の部分は麻の葉柄で、子どもの健やかな成長を祈願する意味や魔よけ、厄よけの意味があるという。
時安さんが手作業で制作。着色はせずに、キラリ姫の3色(緑・黄色・赤)を木が持つ天然の色合いで表現する。第1弾として、鍵やバッグに付けて常に身近に組子を感じてもらえるストラップの形態を選んだ。価格は1個1,500円。
時安さんは「商工会員が無料で使えるキャラクターであり、三女神という宗像らしさもある。埋もれさせるのはもったいない。今の時代に合わせたお土産として展開し、宗像を盛り上げたい。宗像らしさを感じられるお土産をきっかけに、宗像の魅力を知ってもらい、足を運んでもらえるような流れを作りたい。工芸品などのブランド力をアピールし、多くの人に使ってもらって対外的に広めていけたら」と話す。