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光岡「トリアーダ宗像」がグランドオープン 宗像市と防災協定締結

グランドオープンでのテープカット

グランドオープンでのテープカット

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 宗像・光岡の複合施設「トリアーダ宗像」(宗像市光岡)が6月25日、グランドオープンし、宗像市との防災協定締結式を行った。

あいさつをする玉屋の山喜多映一社長

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 トリアーダ宗像は1995(平成7)年に開業したが、建物の老朽化に伴い2020年秋から再開発を行っていた。同日、ドン・キホーテ宗像店が同施設内にオープンした。

 同施設は災害時の地域の防災拠点としての役割も担っており、大型太陽光発電設備(発電量1日約1,110キロワット、スマートフォン7万台をフル充電する発電量に相当)、非常用飲料水貯水槽(40トン、20リットルポリタンク2000個分に相当)、マンホールトイレ(男性用・女性用、各2カ所、最大4カ所の組立トイレ)、防災備蓄倉庫(防災資機材、防災備蓄品)、非常時車中泊避難エリア(施設内にある約800台の駐車場、うちペット同伴車中泊エリア55台)などの、防災設備を備え、地域住民やペット同伴者も利用可能な施設として機能する。

 防災協定締結式で、同施設を経営する玉屋(福岡市中央区)の山喜多映一社長は「構想1年、着工して2年をかけて本日、無事にオープンすることができた。この施設を通じて、にぎわいと防災拠点の両面で地域に貢献していきたい」と話し、伊豆美沙子宗像市長は「トリアーダ宗像は私たちに安心と安全をプレゼントしてくれた。市民の命の安全を最重要とし、これからも地域、企業、行政と協力しながらまちづくりをしていきたい」と話した。

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