宗像・光岡に6月22日、「あけぼの珈琲（コーヒー）＆ベーカリー」（宗像市光岡、TEL 0940-62-5508）がオープンした。

オリジナルの豆を使うコーヒー

　飲食店のフランチャイズ事業などを展開するニッシンコーポレーション（山口県下関市）が経営。「あけぼの珈琲」は同社オリジナルブランドで、同店は下関店に続く2号店。社長の河野（かわの）信隆さんは「当店ではおしぼりや水の提供から会計までをフルサービスで行う。サービスが簡素化するカフェが増えている中、この地域に昔ながらのくつろげる場所が少ないのではと感じ、オープンを決めた」と話す。

　メニューは、オリジナルのコーヒー豆を使った「あけぼのブレンド」（440円）や「カフェラテ」（450円）などのドリンクのほか、サラダ・スープ・コーヒーが付く「パスタセット」（1,320円～）、「ハンバーグプレート」（1,210円）、「ピザ」（510円）、「サンドイッチ」（680円～）などの食事やスイーツも用意。11時まではトースト・サラダ・スクランブルエッグ・ヨーグルト・コーヒーが付く「モーニングセット」（880円）も提供する。

　1号店には無かったベーカリーコーナーも併設。同社が経営するパン店「R Baker（アールベーカー） BRANCH福岡下原店」（福岡市東区）から出来たてのパンを運び込み、毎日約70種のパンを店頭に並べる。バラの花や果物・野菜から抽出した自然の酵母を使ったもちもちとした食感が特徴で、セットメニューやモーニングでも同店のパンを使う。注文したドリンクなどと共に店内で食べることができるほか、パンのみの販売も行う。

　河野さんは「シニア層の方にも満足していただける空間作りにも取り組んでいる。ぜひ立ち寄っていただき、ゆっくりくつろいでもらえれば」と来店を呼びかける。

　席数は51席。全席禁煙。営業時間は8時～21時。