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宗像「安藤屋」が「魚カマ」使っためんたい漬け販売 「サワラ」「ブリ」など

カマのめんたい漬け

カマのめんたい漬け

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 安藤屋(宗像市自由ヶ丘2)が7月1日、「魚のカマ」を使っためんたい漬け商品の販売を始めた。

冷凍の状態で販売する「カマのめんたい漬け」

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 店主は、「第1回宗像ビジネスくりえいとカップ」出場者で、2024年3月に宗像大社(田島)勅使館で行われた最終プレゼンテーション審査まで勝ち残った安藤遥さん。

 安藤さんは「夫の知人が魚を取り扱っていて、『カマを使って何かできないか』と思い立ったのが、めんたい漬けを作るきっかけ。何度も試行錯誤を重ねた」と振り返る。

 魚のカマをオーブンで焼いた後、バーナーであぶって作る同商品は、「一番味が濃くて魚に味が入りやすい」(安藤さん)という「メイコウフーズ」(野坂)の無添加めんたいこを使う。甘口味は、みそを隠し味に使う。安藤さんは「冷凍状態で販売しているので、レンジで数分解凍後、すぐに食卓に出せる」と話す。

 商品は、「サワラカマめんたい漬け」(2個600円)、「ブリカマめんたい漬け」(600円、甘口=650円)「シャケカマめんたい漬け」(550円、甘口=600円)。7月8日からは、子どもも食べられるよう辛さを抑えた「ブリカマしょうゆ漬け」(650円)、「タイカマしょうゆ漬け」(1キロ=1,300円)の販売も予定している。

 安藤さんは「子どもが離乳食から幼児食に移る時に苦労した経験から、温めてすぐに食べられるように、毎日食事を用意する親の負担を少しでも減らせたら」と話す。「めんたい漬けは酒のあてや食卓の副菜、メインなどもいろいろな場面で食べられるように作っている。老若男女に魚のカマを気軽に楽しんでほしい」とも。

 営業時間は9時30分~12時。販売は、同店インスタグラムとホームページで行う。農産物直売所「ほたるの里」(須恵1)でも販売を始める予定。

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