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宗像で「冒険型」マラソン大会 名所巡りや海岸清掃で社会貢献

2024年大会の参加者

2024年大会の参加者

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 マラソン大会「ADVENTURE MUNAKATA(アドベンチャーむなかた)2024」が3月10日、宗像市で開催された。

一斉に走りだす参加者

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 2021年に始まった同大会は、制限時間(4時間)内で地図に示されたチェックポイントを回り、課題をクリアしていく「冒険型」マラソン大会。タイムを競うのではなく課題をクリアしたポイントで順位が決まるため、走ることが苦手な人でも参加しやすいのが特徴。課題は、宗像市内の神社仏閣探し、周辺のグルメ巡り、ビーチクリーンなど。ゲーム感覚で楽しみながら社会貢献できる。

 スタート前には「冒険マップ(=地図)」と「冒険の書(=カードホルダー)」を参加者に配り、10時に一斉スタートした。4度目の開催となる今回は、全国各地から過去最多の53チーム180人が参加。高校生、大学生など約50人がボランティアスタッフとして大会運営をサポートした。

 競技中は公共交通機関が利用できることから、バスで目的地に向かう参加者の姿も見られた。ベビーカーを押しながら参加した家族は「第1回大会に参加してから結婚や出産と環境に変化はあったが、それでも毎年欠かさず参加している」と話す。「この日のために東京から帰省した」と話す参加者の姿もあった。

 2位入賞したチームのメンバーは「4年連続で参加したが、やっと初入賞することができてうれしい。来年もぜひ参加したい」と意欲を見せる。

 大会事務局スタッフの品川恭徳さんは「コロナ禍に始まったイベントだが、今年からは念願の通常開催をすることができた。天候にも恵まれ大きな事故もなく、無事に終えることができてよかった」と笑顔を見せていた。

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