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宗像で「子どもフレンチ食堂」 ボランティアスタッフ募集も

「キャトルセゾン宗像」店舗外観

「キャトルセゾン宗像」店舗外観

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 フレンチレストラン「LES QUATRE SAISONS MUNAKATA(キャトルセゾン宗像)」(宗像市三郎丸4)で3月27日、「子どもフレンチ食堂」が行われる。

「キャトルセゾン宗像」店内の様子

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 「キャトルセゾン宗像」は昨年11月、築150年の元酒蔵だった建物を改装し、炭火焼き店「sumiya 菜恵(なえ)の麓(ふもと)」、カフェ「琥珀(こはく)と車輪」と共にオープンした。「子どもフレンチ食堂」を企画した同店シェフの上村秀字さんは「地域食材のおいしさや、食の大切さ、楽しさを子どもたちに伝えたい。店内には大きな梁(はり)も残っている。若い世代に古民家を見てもらい、物を大切にする心も伝えたい」と話す。

 子ども食堂では中学生以下の子どもとその保護者を対象に、キッシュやパウンドケーキなど約4品を盛り合わせたプレート料理を無償提供する。事前申込制。定員は先着100人。

 キャトルセゾン宗像では現在、「子どもフレンチ食堂」への協力農家とボランティアを募集している。協力内容は、野菜提供、前日の仕込み、当日の受け付け、撮影、調理補助、配膳など。

 上村さんは「農家への応援も込め、不ぞろいやキズ入りの野菜などを購入し、子ども食堂で使う。活動を通じて農家とのコミュニケーションも図り、フレンチに使える新たな食材も引き出せれば」と話す。「子どもフレンチ食堂は自分にしかできない活動。店のスタッフだけでなく、地域の農家、ボランティアと一緒に行うことに意義がある。横のつながりを大切に皆で取り組んでいきたい。子ども食堂の行き帰りには親子の時間も楽しんでほしい」とも。

 開催時間は16時~18時。

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