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岡垣バイパスの新たな「橋名板」お披露目 地元中学美術部員らがデザイン

橋名板を制作した岡垣中と岡垣東中の美術部員たち

橋名板を制作した岡垣中と岡垣東中の美術部員たち

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 岡垣中(岡垣町野間3)と岡垣東中(山田峠2)の美術部員がデザインした岡垣バイパス野間・上畑高架橋の「橋名板」のお披露目式が9月21日、岡垣町役場で行われた。

生徒たちを招いて開いた橋名板お披露目式の様子

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 北部九州の二大都市圏である福岡市と北九州市を結ぶ国道3号の中で唯一の2車線区間となっている同バイパス。交通ボトルネックを解消し、信頼性の高いネットワークを構築するとともに、交通安全性の向上を目的とした全線4車線化が、約5年の歳月をかけて来春にも実現する。

 4車線化工事に伴い新たに架けられた野間高架橋の橋名板を岡垣東中の美術部員が、上畑高架橋の橋名板を岡垣中の美術部員が、それぞれ制作。橋の名前や竣工年月の背景には町の名所や特産品などのイラストを色鮮やかに描いた。完成品を眺める生徒たちは「携わることができて本当にうれしい」と口をそろえる。

 門司晋(もんじすすむ)岡垣町長は「岡垣バイパスの工事が始まったのはもう50年も前のことで、ちょうど私が皆さんの年頃だった。これからは皆さんに『この橋名板は私が作った』と、お母さんになっても、おばあちゃんになっても自慢していってもらえたら」と先を見据える。

 岡垣町教育委員会古賀弘明教育長は「一番うれしかったのは橋名板制作を依頼したときに、生徒の皆さんが快く引き受けてくれたこと。そしてこのような素晴らしい機会を頂いた北九州国道事務所の方々にも感謝したい」と話す。

 新しい橋名板は今後、福岡市方面から岡垣町に入る同バイパス上り線で見ることができる。

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