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宗像・池田にキューバサンドイッチ専門店 愛犬家の夫婦が出店

店主の西村朋宏さん(左)、妻かおりさん(右)

店主の西村朋宏さん(左)、妻かおりさん(右)

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 宗像・池田に7月16日、キューバサンドイッチ専門店「Cliff’s Sandwich(クリフズサンドイッチ)」(宗像市池田)がオープンした。

看板メニュー「キューバサンドイッチ」(750円)

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 店主の西村朋宏さんと妻かおりさんが夫婦で営む同店。店名に愛犬「クリフ」の名前を付けるほど愛犬家でもある西村さん。元々ドッグカフェを開くことが夢だったが、適した場所が見つからなかったこともあり、2018(平成30)年、フードトラック「Cliff’s Cubano(クリフズクバーノ)」としてキューバサンドイッチの販売を始めた。看板犬としてクリフが同行し、客から「走るドッグカフェ」と呼ばれるほど愛犬家が集まるようになったという。今回、適した場所が見つかったこともあり、フードトラックと並行する形で店を構えることになった。

 看板メニューはキューバサンドイッチ(750円)。キューバ移民が作ったフロリダ生まれのホットサンドで、かんきつ類の果汁やスパイスに漬け込んでから焼く「モホローストポーク」と、ハム、チーズ、ピクルスをフランスパンに挟んだもの。「モホローストポーク」はオリジナルレシピで手作りしている。西村さんがキューバサンドイッチの歴史を調べ、レシピの源流がスペインにあることを知り、あえて古典的な製法で作っている。漬け込みに10時間以上かけ、低温で4時間近くかけて焼くことで、「優しいハーブの香りのする柔らかな肉に仕上げる」という。

 キューバサンドイッチが、スペインではバーのメニューとして提供されていたことから、同店でもクラフトビール2種類を生ビールで提供。フライドポテトやオニオンフライ(以上350円)など、ビールに合うサイドメニューも用意する。テイクアウトが中心だが、店内でイートインも可能。今後、屋外にテラス席も設ける予定。

 西村さんは「クリフがお客さまをはじめ、多くの縁をつないでくれたお陰で今がある。フロリダから来たお客さまから『懐かしい味』という言葉を頂いた。ぜひ多くの方に食べてもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業は土曜・日曜の11時~16時。

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