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宗像大社で写真ワークショップ 高校教員のユニットが芸術祭に向け企画

(左から)野中瑞紀さんと佐藤隼さん

(左から)野中瑞紀さんと佐藤隼さん

 「宗像みあれ芸術祭2026」出品作家のユニットが8月13日、宗像大社(宗像市田島)で体験型写真ワークショップ「むなかたのちいさなへんかをみつけよう」を開いた。

佐藤さんと参加した子どもたち

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 ワークショップを企画したのは、佐藤隼さんと野中瑞紀さんによるアーティストユニット。福岡県出身の2人だが、現在は奈良県の高校で佐藤さんが現代美術、野中さんが社会学の教員を務める。佐藤さんは「同じ福岡県出身で奈良県在住であることや、ファッションセンスなどが似ていたことから『一緒に何か作れそう』と感じ、ユニットを組んだ」と振り返る。ユニットでの芸術展参加は今回が初となる。みあれ芸術祭では公募作家を募り、今年は全国各地から49件の応募があった。宗像現代美術展実行委員会の青柳舞さんは「宗像の環境などを読み解いてくださった方を選出した」と話す。選出したのは全6組で、佐藤さんと野中さんのユニットも、その一組として参加する。

 当日は、子どもから大人まで15組が参加。参加者らは貸し出されたカメラを手に境内に飛び出し、宗像大社周辺で自分が気になったものを撮影した。「ベンチのような形の石」「小さな穴」など、普段は見落としてしまいがちなものを写真に収めた。参加した子どもは「普段はそんなに細かいところまで見ないけど、写真に撮るものを探す中で宗像大社の不思議なところをたくさん発見できて楽しかった」と話していた。

 ワークショップ名を「むなかたのちいさなへんかをみつけよう」にした理由について、佐藤さんは「普段から美術作家としても活動しており、小さな変化を収集して再構築するような作品作りを行っているので、『宗像を撮ろう』ではなく、その中の本当に小さな、取るに足らないようなものを拾い集めて形になればという思いを込めた」と話す。

 ワークショップで集まった写真や参加者の言葉は、佐藤さんと野中さんが滞在中に収集した風景やストーリーと重ね合わせ、大きな布にプリントして作品として仕上げる。佐藤さんは「宗像大社という歴史ある空間の中で、通り過ぎてしまうようなささやかな発見を集め、新しい景色を生み出したい。参加してくれた皆さんの新鮮な視点が作品に深みを与えてくれると思う」と手応えを語る。

 完成した作品は、10月1日~20日に開かれる「宗像みあれ芸術祭2026」の期間中、同大社境内の高宮祭場手前のエリアで展示公開する。

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