海の道むなかた館(宗像市深田)で9月6日、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界遺産登録10周年に向けた記念アート制作ワークショップが行われた。
同遺産群は2027年に世界遺産登録10周年を迎える。登録10周年の節目に向けて機運を高めようと、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会が企画。地元にゆかりのあるアーティストのカラリズムリサさんを講師に迎え、市内のアートクラブに所属する中学生4人と共に記念アートを制作した。
当日は「世界遺産を肌で感じてほしい」と、宗像大社への参拝でスタート。海の道むなかた館に移動して座学を受けた後、リサさん指導の下、「過去、現在、未来」を船で表現。中学生らはスポンジや筆、指を使い、縦90センチ、横180センチのキャンバスに絵を描いた。
参加した中学生は「船と水面の境目を表現するのに苦労した。スポンジを使うのは初めてで戸惑ったが、とても楽しく、新しい経験ができて良かった」と振り返った。リサさんは「世界遺産がある素晴らしい街に住んでいるので、もっと知って感じて、魅力を発信していけたら。今回のアート制作も、そのきっかけになれば」と話す。
作品はリサさんが仕上げを行い、10月1日に開幕する「宗像みあれ芸術祭」で展示する。同芸術祭終了後は、福岡県庁1階ロビーに展示する予定。