東海大学付属福岡自由ケ丘幼稚園(宗像市田久1)で6月20日、同園の卒園生が企画した体験型イベントが行われた。
イベントを企画したのは、同園の卒園生で北九州市立大学3年の吉原花音さん。同大の地域共生教育センター「421Lab.」内の「わくわくキッズプロジェクト」に所属している。大英産業が推進するSDGsプロジェクト「じゃぱんみらいキッズプロジェクト~出張こども大工~」にも参加しており、「北九州での活動を宗像でもできないか」と同社に提案した。吉原さんの提案を受け、以前からつながりがあったトヨタカローラ博多の協力も得て開催した。
当日は年長児約50人が、大学生ボランティア15人のサポートを受けながら住宅の建築現場から出た端材を使って自由に工作をする大工体験と、トヨタカローラ博多による交通安全教室に参加した。
イベントの締めくくりには、同園が新たに寄贈を受けた「木製ハウス」の仕上げ作業を行い、園児が電動工具を使ったねじ締めに挑戦して完成式を行った。
同園の教員で、吉原さんの担任だった小川友里さんは「初めて年長児を受け持った時の教え子が、立派な企画を持って帰ってきてくれうれしい。当時からとても元気な子だった。マイクを持って堂々としゃべる姿に成長を感じるが、笑った顔はあの頃と変わっていない」と再会を喜んだ。
「子どもたちがいい笑顔になってくれて安心した。自分が通っていた幼稚園で、たくさんの人に協力してもらい、新しいつながりができたのが良かった」と吉原さん。閉会式では「木製ハウスをみんなで仲良く大事に使ってほしい。交通安全教室で学んだことを思い出して、安全に気を付けて過ごしてほしい」と園児らに呼びかけた。