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宗像で「寒ブリ茶漬け」イベント 14店が郷土料理で旬の魚PR

参加店「レストランみあれ」の「ハーブ香るブリの塩麹焼レモン茶漬け」(写真提供=宗像市)

参加店「レストランみあれ」の「ハーブ香るブリの塩麹焼レモン茶漬け」(写真提供=宗像市)

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 イベント「今だけ!ここだけ!寒ぶり茶漬け」が1月15日、宗像市内の飲食店で始まる。

宗像海人食堂「やっさん」の「寒ブリ茶漬け」

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 地元飲食店が宗像で取れた旬の魚を宗像の郷土料理「茶漬け」にして提供する同イベント。夏の「アナゴ」、秋の「サワラ」に次ぐ今回は、冬の「ブリ」にスポットを当てる。

 冬が旬の寒ブリは、脂がのり身も締まっていてうまみが濃いのが特徴。ブリは成長とともに名前を変える出世魚のため縁起物とされており、宗像ではおせち料理や雑煮に使われる。毎年年末には「鐘の岬活魚センター」(宗像市鐘崎)や「道の駅むなかた」(江口)で正月用のブリが販売されるなど、なじみの地域食材として親しまれている。

 今回は宗像市内の飲食店を中心に14店が参加。宗像で水揚げされた寒ブリを使った「茶漬け」を用意する。参加店で飲食を行い、アンケートに回答した人の中から抽選で10人に3,000円相当の商品を詰め合わせた「道の駅むなかた詰め合わせセット」を進呈する企画も行う。

 宗像市産業政策課の緒方翔さんによると、これまでのイベントで考案した茶漬けメニューが好評で、引き続き提供している店もあるという。緒方さんは「店ごとに、だしやたれ、調理方法にこだわりを持っている。同じ『茶漬け』のくくりだが、それぞれの味の違いを楽しんでほしい」と話す。

 2月29日まで。

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