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宗像近郊の神社、「三社参り」で初詣にぎわう 福岡の文化

昼間とは雰囲気が変わる夜の宗像大社

昼間とは雰囲気が変わる夜の宗像大社

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 宗像近郊の神社が2024年の新年を迎えた三が日、「三社参り」をする多くの参拝者でにぎわった。

本殿前には多くの参拝客(宗像大社)

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 三社参りは、正月の初詣として3つの神社を詣でることを指す。この風習が根付いた地域では、「初詣=三社参り」であり、特に福岡県を中心として九州地方・中国地方の一部に根付く文化。その始まりには諸説あり、正月や三が日に行われることが一般的で、新年の始まりにその年の無病息災を願う。

 宗像大社(宗像市田島)は元日、恒例の「福みくじ」を求める参拝客でにぎわいを見せた。ここ数年の大規模改修で変わった景色にカメラを向ける人々も多く、県外からの参拝者は「久しぶりに来たので知らなかった」と驚きを見せた。

 宮地嶽神社(福津市宮司元町)では2日、本殿から並ぶ参拝者の列が、表参道と交差する県道をまたいだ先まで伸びた。周辺の車道は一部を封鎖し、多くの露店と参拝者であふれた。通りすがりの地元住民は「すっかりコロナ前の活気が戻ってきてうれしい」と笑顔を見せていた。

 高倉神社(岡垣町高倉)では3日、雨の中傘を差す参拝者の列が続いた。高倉神社の禰宜(ねぎ)、辻大介さんは「年明けから辛いニュースが続いているが、こんな時だからこそ皆さんの心に寄り添える場所でありたい」と話す。

 ここ数年では、「幸先詣(さいさきもうで)」という年末に新年のあいさつをする新たな参拝の形も確立してきた。元々「年末詣」という言葉はあったが、コロナ禍を経てさらに年末に参拝する人も増えつつある。

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