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宗像のコミュニティーカフェでガレージセール 地域住民が月1回開く

「みどりtoゆかり日の里」前の芝生広場で地域住民が思い思いに不用品を販売

「みどりtoゆかり日の里」前の芝生広場で地域住民が思い思いに不用品を販売

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 宗像のコミュニティーカフェ「みどりtoゆかり日の里」(宗像市日の里5)の店前の芝生広場で12月11日、地域住民によるガレージセールが開催された。

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 このガレージセールは、地域住民が家にある不用品を持参し無料で出店できる月1回のイベント。処分費1,000円を払えば、売れ残った物は持ち帰らずそのまま処分してもらえる他、出店せず処分だけを依頼することもできる。12月11日に開かれた第2回では、使わなくなった子ども用品や家に眠っていた大量の毛糸、きれいなので捨てがたかった衣服など、さまざまな不用品が0円~数百円の格安価格で並んだ。併せて、整理収納アドバイザーによる無料プチ講座も開かれ、片付けに苦手意識のある人にも分かりやすい片付けの手順などが紹介された。

 出店者の一人は「今はアプリで不用品を売ることもできるが、梱包や発送が面倒なのでこういうイベントはうれしい。いつか処分しなければと思いつつそのままになっていたので、良いきっかけになった」と話す。

 同店の吉武麻子さんは、自身の実家の片づけを経験したことをきっかけに同イベントを企画。「物であふれた家を一気に片付けるのは本当に大変なこと。だからこそ、不用品を手放すきっかけを日常の中に作りたいと思った。不用品を持ってきて必要な人へ譲る。それでも残れば処分する。そのサイクルを地域で作りたい。それによって、地域の方々が日々の暮らしをすっきり過ごすお手伝いができたら」と話す。

 次回は1月15日(10時~15時)に開催予定。

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