
教育講演会「家庭教育学級『ネットやゲームとのいいつきあい方』」が2月1日、宗像市役所で開催される。主催は宗像市教育委員会。
家庭教育学級は、家庭と地域の教育力の向上を図ることを目的に宗像市が行っている講座で、保護者の関心のあるテーマや家庭教育の実践に役立ちそうなテーマを選んでいる。
今回の講師は、昨年9月に宗像ユリックス文化講座のスポット講座「親子で楽しく作ろう!守れるゲームのルール作り」を行った「Altcom(オルトコム)」社長の柴田真理子さん。
柴田さんは「不登校になった時、保護者はどうすればいいのか悩むことが多い。ネットやゲームを悪者にしがちだが、それにのめり込むのには理由があるので、まずは親子コミュニケーションを回復することが大切。制限ではなく寄り添うことを学んでいただける講座にしたい」と話す。
宗像市教育委員会の南宏和さんは「学校の授業でもパソコンを使っており、ネットやゲームを完全に避けて子育てをすることが難しいのが現状。子どもたちにとって、ネットやゲームは友達とのコミュニケーションのツールになっており、親もそれを理解して『上手な子育て』を心がけていくことが大切。今回の講座では、ネットやゲームとの『上手な付き合い方』をテーマに行い、皆さんの子育てに生かしていただけたら」と話す。
開催時間は14時~15時30分。参加無料。要事前申し込み。締め切りは1月28日。