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宗像・東郷に「なじみや食堂」 母と2人で切り盛り、懐かしさ感じる店に

店主の新居望さん

店主の新居望さん

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 「なじみや食堂」(宗像市東郷5)が中央商店街にオープンして1カ月がたった。

店舗外観

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 店主の新居望(のぞむ)さんと母の恵美さんが2人で運営する同店。望さんは運送業の傍ら、さまざまなスポーツの体験スクールを開いている市民活動団体「森都主(しんとす)アカデミー」でサッカーコーチを務めてきたが、タイミングが重なり運送業を退職。8月4日に同店をオープンした。望さんは「大衆食堂のような、来た人が懐かしさを感じられる店を目指している」と話す。

 店名は、「店が地域になじんでほしい」との思いと、望さんが20歳の頃に、同じ店でアルバイトをしていた幼なじみと「いつかは店を持ちたい」という夢を持っていたことから名付けた。席数は、テーブル席18席。今後、ファミリー客も利用しやすいよう座敷席を設ける予定という。

 メニューは、ご飯、みそ汁、小鉢などをセットにした「唐揚げ定食」「焼き肉定食」「とんかつ定食」「ハンバーグ定食」など定食8種(850円)を用意。ご飯はお代わり自由。テイクアウトにも対応する。

 望さんは「母親が作るようなボリューミーで懐かしい味を心がけている。『ここに来たらおいしいご飯が食べられる』と思ってもらえるような店にしたい。家に帰って来るような気持ちで食べに来てほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時30分~20時。水曜はランチ営業のみ。日曜定休。共同駐車場あり。

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