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宗像・日の里で料理教室「シェフ☆きっず」 親から離れて子どもだけで学ぶ

「シェフ☆きっず」講師の重松季良々(きらら)さん

「シェフ☆きっず」講師の重松季良々(きらら)さん

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 子どもたちだけで作る料理教室「シェフ☆きっず」が5月21日、「ひのさと48」(宗像市日の里5)の一室で開講した。

料理を始める前の「お約束」

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 「小さい頃から料理が好きで大人に混ざって料理教室に通っていた」という「シェフ☆きっず」講師の重松季良々(きらら)さん。自身の経験から子ども向け料理教室の必要性を感じ、学生時代には栄養学を専攻。卒業後は管理栄養士の資格も取得し、長年の夢だった料理教室開講に向けて着々と準備を進めてきた。

 一方で「いざ始めようと思ってもどこから手をつけたらいいのか分からなかった」という重松さん。「何か次につながるものはないか」と模索していたところ、SNS上で「シェフ☆きっず」代表の泉田容子さんに出会った。「子どもたちが自分で考える力を伸ばす場所」という教室のコンセプトに共感。すぐに単身香川まで出向き、泉田さんの元で学んだ後、晴れて「シェフ☆きっず」認定講師となった。

 講座中は「大人は手を出さない。口を出さない。目だけをかける」という三大原則を掲げ、子どもたち自身に調理してもらうことを徹底している。講座ごとに作るメニューは決まっているが、過程は子どもたちの「挑戦したい気持ち」を優先。子どもたちならではの発想から、斬新な見た目や味付けが生まれ、またそれも楽しめるという。

 「失敗しないようにするのではなく、『失敗することは駄目ではない』『失敗してこそ学べることも多い』ということを、この料理教室で経験してほしい。そしてその積み重ねを自信につなげて、『どんなことでも、やればできる』という強さを子どもたちが持ってくれたら」と重松さんは期待を込める。

 対象は年中~小学6年生。レッスンは全て単発で、月2回開講予定。開講日はインスタグラムで知らせる。

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