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福津の古民家カフェ「猫ル百貨店」が移転 骨董品や雑貨の販売も

店の外観と店主の岩永美保さん

店の外観と店主の岩永美保さん

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 福津・津屋崎のカフェ&ギャラリー古小路「猫ル百貨店」(福津市津屋崎4)が5月21日、移転して1カ月を迎えた。

ガラス製品と陶器

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 「猫ル百貨店」は2019年11月、津屋崎千軒のレンタルスペース「津屋崎古民家」を活用し、カフェ兼雑貨販売店としてオープン。津屋崎古民家は福津市に寄贈された古民家を改修し、再びにぎわいを生み出すことを目的に福津市が運営、所有する建物。そこで「チャレンジショップ」として約3年間、営業経験を積んだ後、今回、独立移転した。

 店主の岩永美保さんは「元々古い物を集めるのが好きで、骨董(こっとう)市に行って買い物をするのが趣味。店を出すことでいくらでも骨董品を買って集められると思った。仲良くなった地域の方から、今のテナントに空きが出たことを教えてもらい、今回、移転することができた」と明かす。

 店内には岩永さんが各地から集めてきた陶器や薬瓶の他、岩永さんが手作りしたハンドメードのアクセサリーや小物などの雑貨が並ぶ。

 店内奥にはカフェスペースも。岩永さんの「お薦め」は、「さっぱりプルプル」食感のウーロン茶ゼリーに白キクラゲをトッピングし、自家製キンモクセイシロップをかけた「ウーロン茶ゼリー」(500円)。その他、フワフワのスポンジに自家製「あまおう」ジャムと練乳バタークリームを挟んだ「ビクトリアケーキ」など季節ごとにケーキの種類が変わる「ケーキセット」(ドリンク付き、600円)を用意する。カフェスペースでは大きめのソファでゆったりくつろぐこともできる。

 岩永さんは「地域の方だけでなく、観光の方にも気軽にゆっくりしに立ち寄ってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~17時。木曜定休。

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