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宗像・神湊のハンバーガー店が営業再開、理想の自家製バンズ完成で

店主の竹場大士さんと舞さん

店主の竹場大士さんと舞さん

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 ハンバーガー店「Deli Kitchen 43’s(デリキッチン シーサンズ)」(宗像市神湊)が11月30日、営業を再開した。

ベーコンエッグバーガー

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 福津在住の竹場大士(だいし)さんと舞さん夫婦が5年間のキッチンカー営業を経て開いた同店。実店舗を構えたきっかけについて舞さんは「これまで仕込みは自宅でしていたが、できることが限られていた。5年間ハンバーガーを作り続けてきたことで面白さに気付き、自分たちの理想のハンバーガーをより丁寧に作りたくなった」と振り返る。

 9月25日にオープンしたが、急きょバンズを変更することになり10月29日~11月29日、休業していた。舞さんによると、なかなか納得のいくバンズに出合えなかったが、近隣のパン店「パンのはるきち」(江口)の協力の下、理想の自家製バンズが完成したという。

 店舗面積は10坪。席数は10席。「1つでおなかいっぱいになるハンバーガー」をモットーにボリューム感あるハンバーガーを提供する。メニューはキッチンカーでは「炙(あぶ)りチーズバーガー」として販売していた「43’sミックスチーズバーガー」(1,100円)をはじめ、宗像産の卵や大士さんが8時間かけて作る自家製ベーコンを使った「ベーコンエッグバーガー」(1,250円)、むなかた牛を使った「宗像牛バーガー」(1,950円)など地域の食材を使ったメニューも新たに展開。舞さんは「むなかた牛は脂身が少なく、肉感がいいのでハンバーガーに合う」と話す。「フライドポテト」「オニオンフライ」(以上、350円)などサイドメニューも用意する(以上、税別)。

 店舗営業の傍らキッチンカー営業も続けている。舞さんは「道の駅むなかたが近く、バイクや自転車のツーリング客やサーファー、観光客が立ち寄ってくれる。休業中には心配をおかけしたが、休みを活用してレベルアップできた。キッチンカーで福岡県内外のイベントにも出店しつつ、地域でおいしい店と言われるよう、2人で地道に頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は11時~18時。水曜・隔週火曜定休。共同駐車場あり。キッチンカーの営業日はインスタグラムで知らせる。

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