「ムナカタ春のホンまつり」が4月23日、宗像市内の各図書館(ユリックス図書館、須恵分館、深田分館、メイトム宗像「えほんのへや」)で始まった。
子どもたちが本に親しむことを目的に行われる読書推進キャンペーン「こどもの読書週間」に合わせて行う同イベント。今年は、ロングセラー絵本「からすのパンやさん」などの作者・かこさとしさんの生誕100周年を記念し、パンや食べ物が登場する「ついつい食べたくなる児童書」を展示する。イベント名は、山崎製パンの「ヤマザキ春のパンまつり」にちなみ、同社の許可を得て名付けた。
期間中、児童書を借りた人を対象にオリジナルデザインの「パンのシール」を進呈する。シールには、図書司書の舎川知夏さんが描いた手描きのキャラクターを採用。昨年の夏休み特別イベント「夜の図書館で読もう」の際に描かれたキャラクターで、まだ名前はついておらず、職員の間では「図書館の『あのこ』」と呼ばれているという。頭に宗像の「ム」の形の枝がつき、特産のタイのポシェットを下げているのが特徴。舎川さんは「今、子どもたちの間でシールが流行していることからシールラリーを企画した。手描きの方が子どもたちに親しんでもらえるのではと考え描いた。今回も採用されてうれしい」と話す。
シールは4館で、それぞれ異なるデザインを用意。4種類全て集めた人には、大きなシールか缶バッジを進呈する。「普段図書館に来ない子どもたちにも、楽しい場所だと知ってもらうきっかけになれば」と舎川さん。図書館利用カード1枚につきシール1枚を進呈するため、「子どもたちが自分のカードを作る機会にしてほしい」とも。
期間中に行う「おはなし会」では、食べ物が出てくる本の読み聞かせを行い、参加者に手作りのかぶとや風車をプレゼントする。
舎川さんは「ユリックスには大きな公園やプラネタリウムがあり、深田分館は宗像大社の隣にあるなど、各館に特徴がある。このイベントがゴールデンウイークのお出かけのきっかけになれば」と呼びかける。
開催時間は各館の開館時間に準じる。5月12日まで。