宗像市民が地域公共交通利用を考える「むなかた地域公共交通シンポジウム」が11月26日、「Royal Hotel(ロイヤルホテル)宗像」(宗像市田野)で開かれる。
10月1日から行われている「むなかた・別府ミニデスティネーションキャンペーン」の一環。当日は、ローカルジャーナリストで島根県立大学准教授の田中輝美さんが「『残す』から『生かす』へ~地域の公共交通を守る市民の力~」をテーマに講演するほか、交通や観光などさまざまな分野の有識者が「地域公共交通を持続可能なものにするために」をテーマにパネルディスカッションを行う。
同ホテルの駐車場では、宗像市が本年度から導入を進めている電気バスの乗車体験、JR九州や西鉄バスなどの公共交通への取り組み、技術などを紹介するパネル展示を行う。
企画担当者で宗像市都市再生課の小田淳さんは「アフターコロナのライフスタイルの変化、人口減少の本格化、2024年問題などで今後地域公共交通を維持・確保をしていくことがますます厳しくなっている。このシンポジウムが、市民をはじめ、たくさんの方にとって地域公共交通を考える機会になれば。地域公共交通の利用定着にもつなげていきたい」と期待を込める。
要事前申し込み。参加無料。定員は先着90人。申し込みは「むなかた・別府ミニデスティネーションキャンペーン」ホームページの応募フォームで受け付ける。