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宗像のバー「TAMARIBA」が1周年 和食と日本ウイスキーに注力

店主の波多野将二さん

店主の波多野将二さん

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 カジュアル&ダイニング・バー「TAMARIBA(タマリバ)」(宗像市日の里1)が11月7日、オープン1周年を迎えた。

「TAMARIBA」外観

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 「カラオケなし、色気なし」をモットーに、落ち着いた雰囲気の店内で和食中心の料理や酒を提供する同店。店主の波多野将二さんは、和食系居酒屋などの飲食業を長年経験し、小料理店として独立することを考えていたところ、現在の物件に出合い、バーとして出店した。席数は、カウンター=7席、テーブル=7席。

 バーでありながら、仕込みに数日かける「おでん」や「豚の角煮」などの和食メニューを小鉢で提供する。「一般的なバーは食事メニューが少ないことが多いが、周辺に食事できる店も少ないため、食事も酒も一軒で完結できたらと思っている。2次会や3次会に使う客も多いので、小腹を満たすメニューとして和食は合うのでは」と波多野さん。一番人気メニューは「おでん」。オープン当初から好評で、夏場も人気が高かったという。

 アルコールドリンクメニューは、生ビール、焼酎、日本酒、カクテルなど各種取りそろえる。中でも一番こだわっているのはウイスキーという。波多野さん自身がウイスキー好きといい、ジャパニーズウイスキーを中心に100種類ほどを用意する。使う氷にもこだわり、板状の氷を店内でカットしている。「カット氷は、製氷機で作る氷より溶けるスピードが緩やかなため、酒が薄まるスピードもゆっくりになる。よりおいしく楽しんでもらえるのでは」と波多野さん。

 「地元が岡垣なので日の里のことは右も左も分からない中、少しずつお客さまも増え、多くの方のおかげで1周年を迎えることができた。店名の通り、大人がゆったり落ち着いて過ごせる『たまり場』になれるよう、2年目も続けていきたい」と話す。

 営業時間は18時~24時。木曜定休。1周年記念イベントは11月11日まで。

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