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津屋崎千軒なごみに飲食店のショップカード 市内51店分、酒升に立てる

津屋崎千軒なごみで配布しているショップカード

津屋崎千軒なごみで配布しているショップカード

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 福津の観光情報発信拠点「津屋崎千軒なごみ」(福津市津屋崎3、TEL 0940-52-2122)が3月5日、福津市内の飲食店を紹介するショップカードを設置した。

51店のカードを用意。今度も増やしていく予定だという

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 カードを制作したのは昨年4月から同施設を管理・運営する「ひかりのみちDMO福津」。観光拠点として福津の観光案内を行う中、飲食店を尋ねられることが多かったことが制作のきっかけだという。ひかりのみちDMO福津の中村涼佳さんは「福津のランチやカフェ、スイーツショップなどをまとめた冊子はあったものの、情報を更新しにくいのが難点だった。名刺サイズのカードなら、追加や作り変えなども簡単にできる上、手に取りやすい」と話す。

 市内の飲食店51店のカードを制作。今年度同団体が主催した飲食イベント「鯛(たい)茶づけフェア」「光の道開運スイーツフェア」「第35期竜王戦の勝負めし」「あったかイケ麺フェア」に参加した飲食店を中心に選定したという。

 カードは共通のデザインで、各店の看板メニューや外観の写真のほか、簡単な店の紹介、住所、電話番号など最低限の情報のみを記載。QRコードから各店のホームページやSNSが閲覧できるようになっている。このほか、勝浦・津屋崎・宮司・福間海岸・福間の5つのエリアを色分けしてカードの左上に印すほか、食事・カフェ・買い物などのアイコンでカテゴリー分けし、判別しやすいよう工夫を凝らしている。

 カード立てには「豊村酒造」(津屋崎4)で商品として販売している酒升を使用。地域の商品であることや、見た目の楽しさ、インパクトから採用したという。

 「福津は個人店も多いため、興味のある店も見つかるのでは」と中村さん。「今後は、飲食店だけでなく物販店、宿泊施設、コミュニティー施設などのカードも増やしていきたい。気になる店のカードを見つけたら、ぜひスタッフにも尋ねてもらえたら」と呼びかける。

 開館時間は9時~17時。第2・4火曜定休。駐車場30台。

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