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メイトム宗像で「むなかたママサミット」 当事者ニーズを集めて形に

「ママボラむなかた」代表の米倉仁美さん(左)とファシリテーターの藤原浩美さん(右)

「ママボラむなかた」代表の米倉仁美さん(左)とファシリテーターの藤原浩美さん(右)

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 「むなかたママサミット2023」が7月11日、メイトム宗像(宗像市久原)で初めて開かれる。

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 主催するのは宗像市の市民活動団体「ママボラむなかた」。同会は0歳~6歳の子どもを持つ母親によるボランティア団体で、「子どもと一緒に誰かの役に立つこと」をコンセプトに、親がおしゃべりを楽しみながら情報交換する「おしゃべりサロン」や、我が子の発達が気になる親の交流会「ゆっくりひろば」を主催。このほか、地域の子育て情報に特化したフリーペーパー「むなんと」の発行や老人ホームへの訪問活動など、さまざまな活動を行っている。

 妊娠中の女性と0歳~18歳の子どもを持つ親が「あったらいいな、こんなもの」をテーマに話し合う同イベント。ルールは「できる・できない」を考えず、まずは言葉にしてみること。ファシリテーターは長年、宗像市で子ども支援の取り組みを続け、数多くのファシリテーションの経験を持つ藤原浩美さんが務める。

 同会代表の米倉仁美さんは4歳と1歳の子どもの母親でもある。「子育てをしていると『あったらいいな』と思うもの・サービス・制度が思い浮かぶことはよくある。これまでも自分たちにできることは形にしてきたが、逆に『ママの力だけでは無理』と諦めてきたことも多い。『子育て世代のため』とうたっているものの中には、当事者ニーズとのズレを感じるものもあり、子育て当事者のニーズを声にして届ける必要性はずっと感じていた」と企画のきっかけを話す。

「多くのママに参加してほしい。第2回、第3回と続け、『こんなものが欲しい』という具体的な提案を形にしていきたい。すぐに実現できないかもしれないが、当事者ニーズに耳を傾けてくれる方はきっといると思うので、このイベントが子育て環境をより良くするきっかけになれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は10時15分~11時30分。参加無料。子ども連れでの参加可。事前申し込み制。当日参加も受け付ける。

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