清酒「亀の尾」の醸造元「伊豆本店」(宗像市武丸)で3月3日~5日、3年ぶりに酒蔵開きが開かれる。
1717年創業の同蔵。「新酒と宗像のおいしいが大集合」をテーマに新酒の試飲や販売、酒かすを使った甘酒を振る舞う。
新酒は「にごり酒原酒」「初しぼり原酒」「純米生原酒」「純米吟醸MONOGATARI原酒」「純米にごり酒」(720ミリリットル=1,300円~、1800ミリリットル=2,650円~)の5種。でき上がったものから順次販売していくという。
飲食ブースでは「正助ふるさと村」(武丸)が「むなかた鶏唐揚げ」「むなかた牛コロッケ」、「グローバルアリーナ」(吉留)が「カメパン」や弁当を販売するなど、屋台も多数出店する。
12代目の伊豆善之さんは「当蔵の日本酒を愛飲いただいているお客さまのおかげで創業300年を迎えることができた。創業当時から受け継がれた技で、この時期だけにしか蔵出ししない搾りたての原酒なども提供する。抽選会のほか、飲み比べなどもできるようにする予定なので、3年ぶりの酒蔵開きを楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~16時。4日・5日は、教育大前駅隣「西鉄バス赤間営業所」から無料シャトルバスを運行する。車の場合は「グローバルアリーナ」駐車場から無料送迎バスが利用できる。