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宗像・朝町のフレンチカフェ「夢季家」が1周年 地元食材でディナーも

シェフの上村秀字さん

シェフの上村秀字さん

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 宗像・朝町のフレンチカフェ「夢季家(ゆきや)」(宗像市朝町、TEL 0120-623-463)が6月28日で1周年を迎える。

「夢季家」外観

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 築100年超の古民家で営む同店。オープン当初はプレートランチを提供していたが、利用客からランチコースのリクエストが増えたことからメニューを一新し、現在はコース料理のみを提供する。料理を手がけるのはシェフの上村秀字さん。以前は他地域から食材を取り寄せていたが、宗像の農家・海女・猟師との出会いを通じて食材の良さを知り、現在はほとんどの食材が宗像産だという。

 ランチは「無垢(むく)」(3,850円)、「夢季家」(5,500円)、「四季」(8,800円)、「シェフおまかせ」(1万1,000円)の4コースのほか、飲み物とデザートが付かないミニコース「プティ」(2,200円)も用意。「夢季家」は鐘崎産の海の幸や肉料理のほか、宗像のジビエを使った料理も提供する。7月1日には完全予約制のディナーも開始。「夢季家」「四季」「シェフおまかせ」の3コースを用意する。

 これまで通常営業のほかに、コースの各料理にペアリングワインを添え、少しずつさまざまなワインを味わうことができる「シェフズテーブル」や「旬を味わう会」などのイベントも開いてきた。今後は「キッシュ教室」も新たに始めるという。

 上村さんは「食べるための料理ではなく、味わうための料理を作っている。アミューズからお客さまに驚いてもらい、次の皿が待ち遠しくなるような料理をこれからも提供したい。ジビエをはじめとする宗像の食材のおいしさをもっと知ってもらい、自分の料理で少しずつ身近な世界を変えていければ。地域の皆さんに古民家の非日常な雰囲気も楽しんでほしい」と来店を呼びかける。

 7月10日には「旬を味わう会」のイベントとして「おいしいコーヒーのいれ方」講座と「白ワインと夏のフレンチフルコース~炭火焼き×極上豚ロース~」の開催を予定する。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~21時(水曜~日曜)。火曜定休。古民家の活用と保全のため、小学生以下の入店不可。

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