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宗像・吉留の農園「ちいさなもり」、参加者募り手植え 無農薬無肥料で米作り

縄の印に合わせて手植えしていく 子どもも参加

縄の印に合わせて手植えしていく 子どもも参加

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 無農薬栽培に取り組む農園「ちいさなもり」(宗像市吉留)で6月11日と18日、事前に募った参加者らが手植えによる田植えを行った。

田植えの参加者

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 米や野菜、果樹を無農薬で栽培し、養鶏や養蜂なども行うほか、衣食住に関わるイベントを開いている同園。主催するのは、瀧口元和さんと仁美さん夫婦。農園の管理を家族で行い、家族で食べきれない物は販売せず、知人や友人、イベント参加者などへお裾分けしているという。農作物だけでなく、太陽光発電で電気を賄い、井戸水を生活用水として使うなど、自給自足に近い暮らしを家族で実践している。

 18日は子どもから大人まで36人が参加。始めに元和さんが田植えの方法を説明し、仁美さんが「大人も子どもも楽しみましょう」とあいさつ。苗の間隔を示す印が付いた縄を田んぼの端から端に渡し、基準となる苗を植えた後、縄に沿って一列に並んだ参加者は手で苗を植えていった。3歳の男の子は「足が気持ち良かった。タニシがいて面白かった。田植えが上手にできた」と笑顔を見せていた。

 乳幼児連れの参加者が多かったことから、交代で子どもを見守りながら田植えを行った。「いきなり田んぼに入ることに抵抗がある子どももいるのでは」との配慮から、空になった苗代で、子どもたちは水遊びをしながら田植えに参加した。

 元和さんは「家族だけでなく、みんなと一緒に農作業するのが楽しい。米作りもそうだが、『土からもらったものを土に返す』ことを大切にしている。そうした自然の循環を大切にした我が家の暮らしは楽しいし、心地良い。『環境問題解決のために我慢して頑張る』というのは続かないと思うので、イベントなどをきっかけに我が家の暮らしを体感してもらい、こうした暮らしの魅力を伝えていけたら」と取り組みへの思いを語る。

 今後も、草刈りや稲刈りなどを参加者を募って行う予定。

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