「元祖串カツ屋」(岡垣町高陽台)が店の2階に焼き肉ブースをオープンして、2月3日で1カ月がたった。
「もともと車関係の仕事をしていたが、気の合う仲間たちで気軽に集まっておいしい酒が飲める場所をつくりたかった」と話すのは、中間市出身の高崎潤さん。「串カツ店を経営していた知人から直接その手法を学び、2023年3月に店を開いたが、満席で断ることも多々あった。物置になっていた2階を改装すれば、もっとたくさんの人に楽しんでもらえると思った」と振り返る。
新たに加わる焼き肉メニューは「3種盛り」(上=3,500円、並=2,800円)や「国産上カルビと国産上ロースのミックス」(980円)などの盛り合わせメニューのほか、「漬けカルビ」(880円)、「牛タン」(厚切り=1,250円、薄切り=980円)、「丸腸」(680円)などの単品メニューも用意。
焼き肉で提供する肉には全て「これだねっスパイス」を使う。同スパイスを作った折口由昂さんは「高崎さんとは知人の紹介で知り合い、串カツにつけるスパイスとして店頭に置いてもらっていた。焼き肉との相性の良さも知ってもらうことで、またさらに多くの人の手に取ってもらえるきっかけになれば」と期待を込める。同スパイスは商品として店頭でも販売する。
高崎さんは「好きなお酒と好きな食べ物を、従業員とお客さまとみんなで一緒に楽しんできた延長線上にこの店がある。これからも自分が本当においしいと思うものを提供していきたい」と話す。
営業は木曜・金曜・土曜の18時30分~23時30分。