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福津市宮司浜にスーパーマーケット 生産者の思いを届ける店に

同社社長の野中周二さん(前列右)とNEORA MARTスタッフ(写真提供=NEORA MART)

同社社長の野中周二さん(前列右)とNEORA MARTスタッフ(写真提供=NEORA MART)

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 スーパーマーケット「NEORA MART(ネオラマート)」が福津市宮司浜にオープンして1カ月がたつ。

店舗外観(写真提供=NEORA MART)

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 宮地嶽神社から福間海岸へとつながる光の道沿いに「現代風商店街」を展開するブランドマーケティング会社「NEORA LOGIN(ネオラログイン)」のスタッフが運営する同店。

 スタッフの小田亜沙未さんによると、同社社長の野中周二さんらと福津市内の飲食店で食事をしている時に偶然隣席した農家の話を聞いたのをきっかけに「光の道に小さなスーパーマーケット出店」を決めたという。

 店内には、福津・宗像市近郊の生産者や青果店、農家から仕入れた野菜、宗像の「大島の塩」、高さ約3メートルの木おけで造る「金芳醤油釀造元」(飯塚市口原)のしょうゆ、半年かけて造る「庄分酢」(大川市榎津)、「ハーブソルト」などの調味料をそろえる。「〇〇とつながるごはん」をテーマに、「ネオラ弁当」(800円)、「ネオラ弁当ミニ」(500円)など弁当、手作り総菜も販売する。「なるべく地元産の旬な食材を使っている」と小田さん。

 小田さんによると、今後は、仕入れ先の農家で「農業体験イベント」「収穫イベント」などの開催、3,000円以上の購入客を対象に店舗半経2キロ圏内の配達サービスなどを行う予定という。

 小田さんは「自分たちが生産者の思いや魅力を伝えられる商品しか置いていない。『ここでの出会いが人生を豊かにする』をコンセプトに、単なる商品を売買する店ではなく、農家や生産者たちの思いを直接聞いた私たちが代わりにお客さまに届ける『架け橋』のような存在でありたい。来てくれた方に『ここの商品を使って何か作りたい』と思ってもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。

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