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宗像の幼稚園園庭に「メガ・サンシェード」 夏場の安全な外遊び時間確保に

園庭の運動場を覆う「メガ・サンシェード」(写真提供=玄海ゆりの樹幼稚園)

園庭の運動場を覆う「メガ・サンシェード」(写真提供=玄海ゆりの樹幼稚園)

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 玄海ゆりの樹幼稚園(宗像市上八)が6月11日、園庭に「メガ・サンシェード」を設置した。

「メガ・サンシェード」の下で遊ぶ園児たち(写真提供=玄海ゆりの樹幼稚園)

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 横幅3.75メートルのサンシェードを8基つなげ、全長25メートル、横幅30メートル、高さ5メートルにした「メガ・サンシェード」は職員が手動で開閉を行う。園庭の運動場部分を覆う広さがあり、日差しをさえぎり、風が抜ける仕掛けとなっている。

 同園教頭の高杉美稚子さんは「園児の安全を考え、暑さ指数などを参考に、夏場は園庭で遊ぶ時間を制限したり、日陰で遊ぶように指示したりしてきた。しかし昨年、宗像市に『熱中症厳重警戒』の指数が発表された通常保育日は6月で9日間、7月は保育日全てだったため、外遊びを厳しく制限せざるを得なかった。外遊びは園児の育ちにとって不可欠なため、何とかしたいという思いがあった」と話す。

 設置後、職員からは「風が吹き抜けて涼しい」「日焼けによる疲労が軽減されるのでは」、園児からは「すぐ『部屋に戻るよ』と言われないから、うれしい」「いっぱい遊べて楽しい」、保護者からは「せっかく自然豊かな園庭なのに、暑いと遊べなくて残念だった。子どもたちが思い切り遊べるので、うれしい」などの声が聞かれた。

 同園園長の高杉洋史さんは「虫を捕まえたり、花をつんだり、風を感じたりするなど自然の中でしかできない『体感教育』があり、園の教育理念の中核でもある。『メガ・サンシェード』の設置は福岡県内でも前例がなく設置までに時間がかかってしまったが、今後は夏場も、子どもたちには自分の興味関心にしたがって、のびのびと外で遊んでもらえたら」と話す。

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