国際サイクルロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2024」が10月14日、宗像市と岡垣町で開催される。
国際自転車競技連合公認のサイクルロードレースとして、昨年に続き2回目の開催となる同大会。ラグビーワールドカップのレガシーの持続的継承や九州でのサイクルツーリズムの推進、近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントを目指す。
今大会はエキシビションを含め10月11日~14日の4日間をかけて行い、最終日の福岡ステージでは宗像市・岡垣町がメインコースとなる。国内外18チーム、108人のプロ選手が岡垣サンリーアイ(岡垣町野間)をスタートし、玄界灘を見渡す周回コースを9.5周した後、ゴール地点の宗像大社(宗像市田島)を目指す。コース全長は約141キロ。
コース終盤に位置する道の駅むなかた(江口)では屋外にモニターを設置し、「宗像の食と酒で楽しむマイナビ ツール・ド・九州2024~むなかたバル~ in道の駅むなかた」を開催。大会の交通規制の影響を受ける事業者を中心とした14店舗が、宗像産品を使った特別メニューを提供する。
宗像大社では、ブリヂストン吹奏楽団久留米による演奏や特撮ヒーローのドゲンジャーズショー、表彰式後には歌手MayJ.さんによるスペシャルライブなどから成る「Cycle×Performance Fes」を予定する。
宗像市産業政策課の緒方翔さんは「この機会にたくさんの人に宗像の地を知ってほしい。イベント目的で来場いただくことも可能なので、無料シャトルバスを利用して足を運んでもらえたら」と呼びかける。
宗像市役所と宗像終末処理場グラウンドを駐車場として無料開放し、JR赤間駅・宗像市役所・宗像大社・道の駅むなかた間と、JR東郷駅・宗像終末処理場グラウンド・宗像大社・道の駅むなかた間では無料シャトルバスを運行する。