宗像市と「湖池屋」がコラボ開発した商品「湖池屋プライドポテト 日本の神業 九州焼のり醤油(しょうゆ)」の発表・試食会が6月17日、「道の駅むなかた」(宗像市江口)で行われた。
宗像市とのコラボは、市の環境保全活動「Save the Sea(セーブ ザ シー)」の取り組みを全国に向けて発信し、共感の輪を広げようと始まったもので、今年で7回目。同商品の売り上げ1袋につき1円を宗像市に寄付する。
「湖池屋」は今年から、「世界に誇る日本産の食材を使い、発信することで日本を盛り上げたい」との思いから、新シリーズ「日本の神業」を展開。宗像市とコラボした「九州焼きのり醤油(しょうゆ)」は、宗像市・福津市産の大豆と小麦を使い、香りを引き立たせる火入れを行う「マルヨシ醤油」(宗像市上八)の「仕込みしょうゆ」、有明海で取れたノリ、鐘崎漁港で水揚げしたアナゴを使う。
商品発表会には、伊豆美沙子宗像市長、福島恒晴「湖池屋」営業本部九州支店長、吉村佐智子「マルヨシ醤油」社長などが出席した。
伊豆市長は「伝統的なしょうゆ造りを行っているマルヨシ醤油の『神業』と世界遺産『神宿る島』の2つの『神』を楽しめる商品。今年が一番おいしいと自信を持ってお薦めできる。福岡県内外のたくさんの人に手に取ってもらい、当市の環境保全の取り組みを知っていただくきっかけになれば」と力を込める。
福島支店長は「九州で育んだ素材の個性と日本産のジャガイモのうま味が一つになっている。当社のプライドを体現した味わい深い逸品。今後も宗像に貢献し、宗像から九州全体を元気にする活動につなげていければ」と話す。
この日販売が始まった同施設では商品発表会後、伊豆市長と福島支店長、同施設宣伝隊員のたえちゃん&ゆみちゃんが物産館内で同商品の試食会を行い、来店客にポテトチップスを振る舞った。
同商品は6月24日から全国販売する。