焼き芋・干し芋専門店「かなでのほしいも」(宗像市東郷3、TEL 0940-39-3803)が12月2日、オープンした。
農家から直接取り寄せたサツマイモ「紅はるか」を中心に、トロトロ食感の焼き芋・干し芋を販売する。同店はこれまで、「金のやきいも」の店名で2020年、行橋に期間限定で出店した後、2021年には佐藤木材店(稲元2)前で不定期出店、2022年には家具店「リバップ宗像店」(くりえいと2)前で週末のみ出店していた。
同店の「宣伝隊長」を務めるのは宗像在住のお笑い芸人・齋藤元孝さん。齋藤さんがプレオープン時に偶然店を訪れたところ、齋藤さんの配信するユーチューブ動画チャンネルを店主が知っていたことから採用されたという。
齋藤さんによると、販売する焼き芋は、水分を閉じ込め、3つの温度で1時間半ほど焼くことで、トロトロの焼き芋に仕上がるという。焼き芋は冬季のみ販売する予定。冷凍した焼き芋を半解凍し、干して作る「干し芋」は通年販売する。
齋藤さんは「焼き芋を使うことで手間はかかるが、繊維がなくなり食感が良くなる。甘さも凝縮している。店頭では試食もできる。味見して納得してもらった上で購入してほしい」と話す。
焼き芋・干し芋の在庫がある際はのぼりを持ち、店前で客を呼び込むという齋藤さんは「宣伝隊長である以上、『自分が店前に立つことで売り上げが伸びた』と言われるよう店に貢献したい。『かなでのほしいもの店前でいつも旗を振っている兄ちゃん』として皆さんに認知してもらえたら」と意気込む。
営業時間は10時~売り切れ次第。年内は雨天休業。