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宗像・日の里でトークフォークダンス 中学生98人と地域住民が異世代交流

3つのグループに分かれてトークフォークダンスを行った

3つのグループに分かれてトークフォークダンスを行った

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 中学生と地域住民が参加する「トークフォークダンス」が10月27日、宗像市立日の里中学校(宗像市日の里8)の体育館で行われた。

ファシリテーターの貴島道拓さん

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 トークフォークダンスは、二重円の形で着席し、フォークダンスのように相手をリズミカルに変えながら、ファシリテーターから与えられたお題に沿って正面に座った相手と1分ずつ会話するイベント。生徒のコミュニケーション能力を養うとともに、地域住民との交流を深め、地域の一員としての自分を見つめる機会を作ることを目的に同校が企画した。

 同校2年生98人が外側の円に座り、地域住民60人と同校教職員が内側の円に座ってペアを組んだ後、ファシリテーターを務める「津屋崎ブランチ」(福津市津屋崎4)の貴島道拓さんが「耳を澄ませて『聴く』」「大人は子どもの話を評価しない」「子どもは大人が求める答えを言おうとしない」などのルールを説明。途中、対話の内容を全体で共有する時間を取りながら、休憩も含めおよそ90分間、対話を行った。

 対話のお題は「好きな給食のメニュー」「無人島に1つだけ持っていくなら」「ありがとう・ごめんなさいを伝えたい相手」「子どもの頃の夢は何か。それはかなったか」「20年後の日の里がより良くなるために必要なこと」など多岐にわたった。

 地域住民からは「中学生の発想には驚くものがあった」「好きな給食のメニューが同じで、時代が変わっても変わらないものもあることを感じた」「とても熱心に話を聞いてもらえてうれしかった」などの感想が聞かれた。

 生徒たちからは「人見知りなので初めはとても緊張したが、スタートすると会話をするのが楽しくなった」「地域の方とは普段、道ですれ違ってあいさつをする程度だが、こうやって会話してみると、自分とは違ういろいろな考えが聞けて、とても面白かった」「20年後を想像するお題が難しかったが、地域の方たちの姿を見ながら自分の将来を考えた」などの感想が聞かれた。

 貴島さんは「コロナ禍もあり、あいさつさえ気軽に交わしづらい雰囲気があるが、このトークフォークダンスが自他の違いを受け入れ、聞く楽しさや話す楽しさに気付くきっかけになれば」と期待を込める。

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