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宗像・大島に複合アミューズメント施設 バギーパークなどで離島活性化へ

バギーパークの様子

バギーパークの様子

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 複合アミューズメント施設「Bravo! MUNAKATA OSHIMA(ブラボー宗像大島)」(宗像市大島)が10月7日、オープンした。経営はインクリエイト(福岡市東区)。

ワイルドアドベンチャーコースの様子

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 バギーパーク、バーベキューパーク、グランピングパークから成る同施設。同社が3年前、宗像市から地域活性化の相談を受けたことがきっかけだったという。「大島の『大牛牧場』が廃業後、そのままになっていることを知った。大島を盛り上げるために、ここで何かできないかと考えたとき、以前視察したバギーパークが思い浮かんだ」と同社専務の橋本亮さんは振り返る。

 バギーパークでは、1人乗りバギーに乗って大島の森の中を疾走するアクティビティーを提供。インストラクター指導の下、「オフロードトライコース」でバギーの基本的な操縦を練習した後、「ワイルドアドベンチャーコース」に進むことができる。森の中を走り抜けると、海が一望できる展望台に到着するコース。体験時間は、練習時間も含め1時間程度。免許不要で中学1年生以上が体験できる(現在の料金は大人5,000円)。小学生以上は保護者またはインストラクターが同乗で利用できる(子ども2,000円)。

 バーベキューパークでは、「宗像牛コース」「海鮮コース」(以上、1人4,000円)から選べる。海産物は主に大島産のものを使うという。バーベキューは事前予約制だが、牛ステーキとエビフライが同時に味わえる「大島ドッグ」(600円)や、大島特産の塩を使った「大島塩ソフトクリーム」(450円)など、予約不要のカフェメニューも用意する。バーベキュー場は牛舎の骨組みを生かした開放的な造りで、雨天でも利用できる。

 オープン前日の10月6日、竣工式とオープニングセレモニーを行い、伊豆美沙子宗像市長も出席。「離島の難工事に尽力してくださった全ての皆さんに感謝している。ぜひ大島ににぎわいを生み出してほしい」と期待を寄せた。

 橋本さんは「無事にオープンできたのも、地元大島の皆さんの協力のおかげ。大島に住む高校生もアルバイトとして働いてくれる。この施設が雇用も生み出すことで、観光客を呼び込むだけでなく、定住者や移住者の促進にもなり、さらに大島を盛り上げていけたら」と話す。

 営業時間は、バギーパーク=9時~18時、バーベキューパーク=11時~16時。ウェブサイトから要事前予約。グランピングパークは2024年、オープン予定。

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