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宗像・石丸に鉄板焼き店 店主は元ホテル料理長、宗像ブランド向上目指す

店内の様子

店内の様子

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 鉄板焼き店「teppan taniyan(鉄板タニヤン)」(宗像市石丸1、TEL 0940-26-2893)が10月5日、パン店「terracotta(テラコッタ)」跡にオープンした。

店主の谷口公介さん

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 料理人歴約40年という店主の谷口公介さんは宮崎・都城や福岡市内などのホテルで料理長を務めた経験を持つ。出店のきっかけについて、「コロナ禍を経験したことで、自分の技術を生かして地域に貢献したいという気持ちが芽生えた」と話す。席数は、カウンター=5席、テーブル=4席、個室=6席(1部屋)。

 カウンター席の客の目の前で焼き、焼き立てを提供する。ランチは、本日の肉または魚、温野菜、サラダ、ライス、スープが付く「日替わりランチセット」(1,400円)のほか、「肉ランチ」「魚ランチ」(以上1,600円)を用意。ディナーはスペインのバルのような雰囲気に変え、前菜、温野菜、本日の魚のソテー、ヒレステーキ、サラダ、ライス、スープ、フルーツ、コーヒーが付くコース料理(6,000円)、ワインや日本酒に合う一品料理なども用意する。

 谷口さんは「これまでも農家の方と直接やりとりしながら食材を選んできた。自らが出向き話すことで農家の方の思いも伝わってくる。地域の食材なども使いながら、宗像ブランドの認知度を上げていきたい」と話す。「お客さんへの料理の説明や何気ない会話なども楽しみの一つ。カジュアルでアットホームな雰囲気を目指している。気軽に来られる地域に根ざした店にしたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~21時。水曜定休。駐車場は、店前3台、共同駐車場4台。

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